興福寺永恩具経 一冊

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品番
#006
サイズ
9×25.5×2
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¥6,500,000.~
その他
付合箱 紙本

物語

永恩具経とは、南都興福寺の蔵司であった永恩が貞永年間(1232-1233)頃に天平年間から平安初期の大般若経六百巻を蒐集し、それを一具として河内の玉屋神に施入したもので、のち流出して、京博(第514.522)、奈良博(第205)、東博(第522)をはじめ諸家に収蔵されている。掲出は巻末部を含め大半を失うものだが、天平二年(730)の奥書を有していたとされる。近年になり薬師寺で20巻が発見され、都合一割の残存が確認された。なお、京博の二巻は、天平二年の奥書をもち重文に指定。

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