天台大師二供者肖像画幅

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出品オークション
品番
B-001
サイズ
52×100 表具69×182
年代
南北朝から室町
商品カテゴリ
最低入札価格
750,000円~
その他
付時代識箱(桐) 金軸端 疎密のある羽二重組織画布(一巾半)

物語

正面を向いた天台大師智顗と足元の左右に二名の僧形を脇侍のごとく描く。

大師は糞掃衣を被着し、礼盤であろうか屏風様の背板を持つ台盤に単座する。右手の親指以外の四指を曲げ、五指を伸ばした左手の上に置く印を膝前に結び、向かって左の僧形は筥を、右は経巻を捧げ持つ。三尊形式の天台大師画像としては、西新井大師総持寺(『比叡山と天台の美術』)大坂施福寺(『僧侶の肖像』日本の美術)の二例が知られる。総持寺本では二人の僧形は特定されず、施福寺本では智顗の弟子である灌頂(章安大師)と天台中興の祖と崇められる湛然(荊渓大師)に比定されている。本幅と他の二本とは図像的には三尊形式以外には共通しない。感得図的な独特の天台大師信仰を設定しなければならないのかもしれない。本尊紬様の粗密の著しい二巾の絹布を縫合して用いる。正面を向く天台大師画像については、礼拝像の性格の加味が指摘されるところで作期は南北朝から室町が想起される。

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