浄土変相厨子

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品番
B-004
サイズ
39×56×5
商品カテゴリ
最低入札価格
1,200,000円~

物語

極めて簡素な懸厨子に収納される。厨子の背面に年期が記されるが、当初からの厨子とは考えがたく銘文の検討は後に譲る。
羽二重組織の薄絹に裏箔を施し、細密な筆致で三尊を中心に蓮池に浮かぶ阿弥陀浄土を描く。主尊は金泥で雷紋繋に蓮華の丸紋の袈裟を偏袒右肩に着け、胸に卍を標し、両手を離して胸前にする。やや不鮮明ながら、右手は題一指と二指の指先を接し、輪宝を標した掌を外向させ、左手は小指を立て、掌を内に向ける。一般的には説法印とされる印相である。向かって右に観音、左に勢至菩薩が配される。勢至の膝前の右手の掌には輪宝が描かれる。
虚空には三尊宝塔が配され、雑宝が浮かび散華が舞う。唐土もしくは高麗佛画ではないかと考えるが確証をもつものではない。厨子背に以下の朱漆書をみる。「寚永三戌年 法雲山高学捐貨奉註。」

 

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