大聖武断簡幅

出品オークション
品番
#008
サイズ
7.5×26 表具33.5×141
年代
奈良時代 8世紀 8th century
商品カテゴリ
作者
聖武天皇(701-756) Emperor Shomu
最低入札価格
¥2,500,000.~
その他
付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 是澤恭三箱識

物語

『賢愚因縁経』断簡。聖武天皇(701-756)宸翰と伝わり、「大和切」とも呼称される。料紙は抹香を漉き込んだ香紙で、骨粉を漉いたとして「荼毘紙」とも呼んだ。

 大聖武の特徴として、一字の大きさは他の古写経に比して最も大きく、『古筆大辞典』は「字形は端正にして結体は完好であり、点画は遵勁にして筆力が充実している。雄健にして博大である」と評する。天下第一の古筆手鑑と称えられる国宝・近衛家『大手鑑』の巻頭を飾り、手鑑作成の際は大聖武を巻頭に貼るという伝統の基となった。

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